旅も3日目。 この日も暗いうちに起きだして、朝日を見に出かけます。
数ある展望台の中でも眺望が素晴らしいといわれています。 すでに日の出を待つ人でいっぱい。 朝日も素晴らしかったですが、朝日を浴びたGrand Canyonもそれはそれは素晴らしかったです。 ホテルの近くで、朝食中のシカ君に遭遇。 まだ朝早いので人はまばらでしたが、人間がたくさんいる場所にも出現しちゃうんですね。 あの後、無事に森へ帰れたかな? 朝食後、ホテルの近くのお店でお土産を買ったら出発です。 今日は、北東に針路をとり、Monument Valleyを目指します。 National Parkの東側のゲートに向かう途中、Lipan Point、Dersert Viewの2か所のポイントに立ち寄りました。 写真は、Desert Viewから。 ちょうどコロラド川が、北から流れてきて、西へ大きくカーブするあたり。 昨日まで眺めていたCanyonとはまた表情が違います。 ほどなくすると、全米最大の先住民居住地Navojo Nationに入ります。 東北6県に相当する広さがあり、Arizona、Utah、New Mexicoの3州に跨るここは、アメリカ合衆国の中にある独立した自治区です。 独立した法律・警察・裁判所等を持つそうです。 夏時間を採用していないアリゾナ州に対し、Navojo Nationは夏時間を採用しているので、同じ州の中で1時間時差が生じます。 見渡す限りの荒野に家が点在しており、時々車を見かけるほかは、人の存在を感じるものもあまり見かけませんでした。 途中、何か所か通りかかった、ガソリンスタンド、モーテル、マクドナルド、スーパーマーケットのある場所、それが町の中心です。 西部劇でおなじみの景色、Monument Valleyに到着です。 本日のお宿、Monument Valley Voew Hotelにチェックイン。 昨年(2008年)の12月にオープンしたばかりのホテルで、公園内にある唯一のホテルです。 Valleyを代表する3つのbutte(残丘)を臨む高台にあり、ロケーションは申し分なしです。 昼間の景色も、月夜に幻想的に浮かぶbutteも、そして朝日も、部屋から楽しむことができました。 一応整備はされていますが、轍や岩がごつごつした道を、もうもうと砂煙をあげながらのドライブです。 ゆっくり走らないと、車がバウンドするので、正直SUVでよかったと思いました。 普通の乗用車の方は、かなり大変そうでした。 ジープツアーも用意されていて、これだと、一般車が立ち入れないような場所にも案内してもらえるようです。 だんだん日が暮れてくると、butteの表情が変わっていきます。 上の写真は、『駅馬車』の監督、John Fordの好んだ景色です。 『駅馬車』の他に、『荒野の決闘』『アパッチ砦』などの西部劇の名作の数々、新しものでは、『バックトゥーザ・フューチャー』が、ここで撮影されました。 21世紀の現在でさえ、こんなに不便な場所に、1930年代にロケ隊を率いて、撮影に来るなんて、なんて大変なことだったのだろうと、想像します。 そのおかげで、西部劇、と言えば、Monument Valleyというくらい、印象的な光景が記憶にやきついているのですけれど。 ホテルのお土産屋さんに、John Wayneのコーナーがありました。
by saguaro-_-desu
| 2009-09-28 05:55
| ARIZONA
|
カテゴリ
タグ
日常のこと(41)
食べ物(23) ツーソン・レストラン(13) アリゾナの動植物(13) 日本に里帰り(11) ツーソン(9) ガーデニング・家庭菜園(8) SPORTS(8) GOLF(7) ツーソン周辺のスポット(6) Cancun(6) エンターテイメント(6) 英語(5) Arizona旅行(4) ツーソン・ハイキング(3) San Diego(3) New York(3) おうちご飯(3) バレエ(2) MUSEUM(2) 以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||